最初の写真は、3月3日、ヤンゴン市アウンサン将軍通りで撮られたものである。
女性のスカート風の民族衣装をタメインと呼ぶ。古いタメインに国軍司令官の写真を貼って、通りに干されているところである。
一見すると、何のことか理解しがたいかもしれない。
しかし、ミャンマー、とくにビルマ人仏教徒にとって、女性の下着等は汚れを有すると認識され、他方で武器にもなる。とくに男性が有していると信じられるポン(威徳)を喪失させるのに有効だと考えられている。
このタメインに張られた司令官の写真は、市民の怒りも示している。
(DVB 2021/3/3)
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下の写真は出所は不明。
軍隊のトラックの上にタメインが干されているのを一生懸命外そうとしている。男性は、女性のタメインの下をくぐると、威徳が弱まると理解されているので、ここはなんとしても、外さねばならない。